ギラン・バレー症候群とサードメディスンの可能性について。

嗅覚で”心”と”体”を読み解く

サードメディスン・プロジェクト認定トレーナー

島永 卓郎(しまなが たくろう)です。


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どこでだったか、最近
「ギラン・バレー症候群」という、
難病についての記事を見かけました。


初めて聞く名前の病気だったのですが、
「ギラン・バレー症候群」とサードメディスンについて、
今日は私なりの考察を書いていこうかと思います。



◆ ギラン・バレー症候群とは?

「ギラン・バレー症候群」は、

主に筋肉を動かす運動神経が障害され、

四肢の筋力低下、腱反射の消失等がおこる、

「難病指定」とされている疾患です。


予後はそんなに悪くないのですが、
2割前後の方が、後遺症が残ったり、
そのうち数%は亡くなるケースもあるのだとか。


また、ギラン・バレー症候群の患者さんは、
その発症前に何らかの感染症にかかっていることが

60%を超えるそうです。


インフルエンザウイルスやマイコプラズマ、
激しい下痢を引き起こすカンピロバクター等、
菌やウイルス感染からの発症、
また本当に稀にですが、

予防接種の副作用での発症もありうるそうです。


ギラン・バレー症候群は、これらの感染により
引き起こされる可能性があるとのことでした。


そして、感染から一週間前後で
ギラン・バレー症候群の症状が

出始めることが多いようです。


手足のしびれ、ピリピリとした痛みから始まり、
筋力の低下は特に下半身に起きやすく、
立てない、歩けないといった症状がでます。

手も上げづらかったり、握力が低下したり、
腱反射の消失も見られるそうです。
(脚気検査のアレとか)



発症後4週間前後でピークを迎えた後、
徐々に快方にむかい、リハビリを経て、
日常生活に戻れるまでに、人によりますが
半年〜1年前後かかることが多いみたいです。



この「ギラン・バレー症候群」は、
《自己免疫疾患》の一つであると考えられています。

自己免疫疾患とは、
自分の免疫機能(異物をやっつける機能)が、
自分の細胞を異物だと勘違いして攻撃して
引き起こされる疾患のことです。


ギラン・バレー症候群については、
末梢神経の中心部にある「軸索」を覆う
"髄鞘"と呼ばれる部分に障害が起きたり、
「軸索」そのものに障害がおきるパターンがあるようです。



ウイルスや菌が持っている「糖鎖」に対して

免疫が抗体(菌に対する武器)を作ります。


ところが、この「糖鎖」と似た形のものが

末梢神経の"髄鞘"にあり、

それを間違って攻撃してしまうようです。


この末梢神経に障害が起きることにより、
上記症状が発症すると考えられています。



◆ ギラン・バレー症候群の治療法

そんなギラン・バレー症候群の治療法は、

いくつかあります。


【血漿交換療法(浄化療法)】

透析と同じように、身体中の血から有害な物質や

抗体を除去し、キレイにしてから身体に戻す方法です。


特殊な設備が必要で、

病院によってはできない治療法です。



【免疫グロブリン大量静注療法】

明確な作用機序はわかっていませんが、

血漿交換療法と同程度の効果が認められ、

点滴で行える(特殊な設備がいらない)ことから

治療法の主流となっているようです。

(以後、IVIg)



どちらの療法も、副作用が起こる可能性があります。



また、IVIgに加えて、ステロイドを併用する記事、

逆にステロイドは単体使用では効果がない、

といった記事も見られました。



単独使用ではその有用性が認められず、

またIVIgとの併用でも効果に差は見られないが、

回復期を早める可能性がある、という記事も。


自己免疫疾患によく用いられるステロイドは、

大きな効果を示さない、ということなのでしょう。



◆ リハビリとアロマテラピー

ギラン・バレー症候群は、

自然に治り始める方もいらっしゃるようですが、

後遺症を残さないためや、

筋肉や関節が固まらないようにするために

回復期のリハビリが大事とされています。



ですが、その症状やその他の疾患により、

全身の痛みでリハビリができないことも…。



そこで、痛みならアロマテラピーの出番ですよね!



以下に、鎮痛作用のある精油をあげてみました。


*アルベンシスミント

*ラベンダー

*レモンバーム

*アカマツヨーロッパ

*イランイラン

*ウィンターグリーン

*カモマイル・ローマン

*バジル

*ペパーミント

*ヘリクリサム

*レモングラス

*ラベンダー・スピカ


等々。



これらの中から、サードメディスンで

予想したグラフと合わせて、

「体質に合った鎮痛レシピ」

を考えたいと思います。



※ 太字の精油は、注意が必要な精油です。

(神経毒性の禁忌があるため)



◆ サードメディスンのグラフを予想

ここまで調べて、

いくつかのパターンが思い浮かびました。


ここからは、サードメディスン会員さん向けの

書き方になるかもしれません。



〔その1 心軸〕

思い至った理由は、その治療法。


IVIgに加えてのステロイド療法、ということで、

まず一番最初に仮説を立てたのが心軸でした。



ですが、

① ステロイド単体、併用でも効果がみられない

② 若干ではあるが、男性の罹患率が高い


ことから、ちょっと違うのかな、と保留に。



〔その2 右側が多いタイプ〕

末梢神経の疾患ということで次に思い至ったのが

右側が多いグラフ。


特に痛みは、左下が少なくなると

起きやすい症状の一つにも当てはまるのですが、

「右上」が多いことを示す手がかりが見つからず、

これも保留にしました。



〔その3 下が多いグラフ〕

痛み、しびれ、疼痛。

これらが神経過敏の可能性があるのではないか?


中枢神経系の指令系統トラブルにより、

この抗体が作られ続けるのではないか?

とも考えました。


一番有力な候補だったのですが、これも、

その根拠となる情報を見つけられず、保留に。



〔結論〕

この3つに共通することが、

「左上は少ないであろう」という点。


理由としては心軸予想であげたものに加え、


① 治療法IVIgにより、大量のIgGが投与されること

② 感染症の重症化という特徴

③ IVIgにより、「免疫の調整」が行われる可能性


が大きな理由です。



そしてここから何が言えるのか?



◆ ギラン・バレー症候群になりやすい体質の人は?

☆バリバリ仕事してる人

ご飯も片手間で仕事してるような仕事人間タイプ。

「休むってなんですか?」

って聞いちゃうような人。


☆クラスのリーダー的存在

元気でみんなを引っ張ってくれるような、

それでいて正義感の強い人。


※ あくまで個人的な予想です。



では、そんな人におすすめのアロマレシピは?


*レモングラス 15滴

鎮痛、鎮静作用に加え、血管拡張作用があり、

身体をゆっくり休めてくれる精油の一つです。


*ユーカリレモン 15滴

言ってしまえば、「末梢神経の炎症」が

起きていると考えられるこの症状。

少し劣るながらも鎮痛作用をもち、

かつ抗炎症作用も期待値の高い精油です。


*リトセア 10滴

誘眠作用、鎮静作用に優れた精油です。

休みなのに動き回ってるような人が

ギランバレー症候群になりやすいのだとしたら、

リトセアで身体をゆっくり休めましょう!


これらを8mlのキャリアオイルに混ぜ、

20%濃度のブレンドオイルを

痛む患部、または背中に塗布します。



◆ 終わりに

一番悩んだのが、

「神経系の疾患に、ケトン類を含む鎮痛作用の精油を使用していいのか?」

というところ。



神経毒性がどのように影響を及ぼすのか、

ケトンの有効性とその毒性について

全然勉強が足りないな、と反省。



そのため、考えたレシピはケトンを含まないものを

選択してみました。


ヘリクリサムやペパーミント等、

炎症にも痛みにも強い精油があるけれども、

使用するのは怖い、というのが正直な感想でした。



ですが、「サードメディスン」の理論を展開させ、

論理的に考えると、左上が少ないだろうという

予測で落ち着きました。



サードメディスン・チェックができれば

答えはすぐに見つかるのですが、

たとえできなくとも、与えられた情報で

ここまでの予測は可能なんだ、という、

その可能性を皆様に知っていただけたらな、

と思います。



そして、これはあくまで

「私が個人的に仮説をたて、予想したもの」

であることを、最後に付け加えて

終わりにしたいと思います。



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